無添加住宅とは

健康な家づくり

無添加の壁

むかしむかしの家づくりをもとにした、安心で安全な住まいです。
現在、化学物質に対して、国から色々なガイドラインが出ています。が残念なことに、シックハウスの原因物質は特定されていません。
クロルピリホスとホルムアルデヒドだけが先行して、悪性物質とされて、これらの物質を使わない住宅が健康住宅と評されてしまう残念な事態となっています。

自然素材だからよいというわけでは、ありません。例えば、ヒバ、桧、杉などは、害虫から身を守るため天然の殺虫物質を出しており、化学物質過敏症の人にはよくない素材と考えられています。
植物学からみた木の特性を生かし、構造材に適した植物、内装材に適した植物を無添加住宅では、使っています。

長寿な家づくり

化学接着剤や化学建材を使うことなく、天然素材で住いを作ることで、住いを長寿化することが出来ます。

20~30年で劣化の始まる化学物質を住宅では、色々なところで使用しています。無添加住宅の素材は、木や石などの天然素材を使うことで素材本来の寿命を生かすことが出来ます。

無添加住宅の住いは、自然と共存することで「誰もが」「安心して」「安全な」100年寿命の住いを建てたいと考えています。

無添加住宅は、食べられます。

無添加住宅の建材は、食べられる素材がたくさんあります。
木の防腐、防虫、防かびには、「柿渋」と「塩」。
接着剤には、「米」と「にかわ」に「ぎんなん草」。

先人の知恵で、しっかり建材としての機能を果たしています。
食べられるものから出来ているということは、何より体に安全という証です。

より良い住いを造るために、思いつけばすぐに実験してなんでも試し、研究を積み重ねて商品開発を行ってきました。

失敗もたくさん経験しますが、そのたびにあきらめずにひとつひとつ乗り越えてこそ、
新しいノウハウとよい商品の開発ができるのだと考えています。


 

天然素材は、美しい。

永い年月をかけて素材そのものの持つ魅力が増していくとともに、いつまでも長持ちし、機能的で、使うほどに愛着がわいてきます。

古くなる美しさと、現代的な表情を持った「無添加住宅」の美しい家は、何世代にわたって受け継ぐことが出来る住まいです。
天然素材の美しさは、テクスチャが全て違うところです。化学建材は、プリントなどで同じテクスチャを繰り返し使用するためどことなく、さみしさを感じてしまいます。
天然素材は、世界に一つだけの素材を住いにお使いいただけます。

無添加住宅ではお客様のご予算、ライフスタイル、健康的な住まい方へのご感心度などにあわせて3つのタイプをご用意いたしました。
タイプは3種類あり、もっとも弊社が健康的であると考える理想型のCタイプ、無添加住宅のスタンダードタイプとしてのSタイプ、
これからも健康でありたいと願われ、また様々な仕様も取り入れやすいRSタイプを設定いたしました。

共通仕様

構造木造軸組工法、RC造、鉄骨造(ツーヴァイフォー等は不可)
構造柱・土台杉or檜(シロアリ対策のため)
その他構造材伐採後防腐処理をしていない木
構造材の集成材使用不可(接着剤の劣化が懸念されるため)
内壁・外壁・天井仕上げ無添加住宅オリジナルしっくい
床仕上げ無添加住宅製無垢フローリング、石、タイル
接着剤米のり・にかわ
断熱材炭化コルク
Cタイプ

このタイプは化学物質過敏症の方でもお住みいただける環境を目指して開発いたしました仕様です。弊社のノウハウを駆使して、人体に有害な化学物質を極限まで少なくした仕様です。
内装壁の下地にはプラスターボードすら使用せず、天然の竹で編んだネットを使用します。多少手間のかかる工法ですが、このCタイプの作り出す空気環境のすがすがしさは、
お子様の健康はもちろんのこと日頃のストレスをも解消してくれることでしょう。

Sタイプ

Cタイプをベースに少し、作りやすさを向上させた無添加住宅スタンダードの仕様です。しかし、接着剤にはニカワを使うなど、無添加住宅の健康ノウハウの神髄はそのままです。

RSタイプ

しっくいの壁、ムクのフローリング、そしてムクの家具によるしつらえ。目に見える所のほとんどを「無添加住宅」が考える理想の仕上材で施工し、
目に見えない部分や、施工中には多少化学物質が発生するものの、ご入居時にはまったく問題のない素材の使用を認め、防火地域や都心での建築にも、対応できるようにしたタイプです。
ビニールクロス貼りの新築の家から、このRSタイプの新築の家に入られた時の空気感の違いを、感じていただけるのはSタイプと同じです。